メールマガジン サンプル紹介
288号(父の話)
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Weekly daishou 2012/06/25 第288号
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おはようございます。
日本列島に台風4号、5号が立て続けに襲い掛かってきました。
皆様はご無事でしょうか?
台風4号では法隆寺の塀はがれ落ちるなんてこともあったそうです。
私の方はどうだったかといえば、風雨に晒されてガタガタ震えていましたよ。
家が。
……というわけで、今回のメルマガ担当は業務部KYです。
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先日6月17日は父の日でした。
そんなわけでせっかくなので実家の父へ電話をしてみました。
父は相変わらずマイペースな人間でせっかく電話しても
「なんだそんなことか」
的な反応でした。
今回はそんな父についてのお話です。
うちの父はいろんな物を作ります。
★その1 棚「ただの棚」
我が家の車庫の奥に、私が物心つく前からある棚です。
結構いろんなモノが置いてあったようですが、昔の私はそんなものに興味も
示さなかった様で、何があったかよくわかりません。
「ただの棚」というのはこの棚の名前です。わざわざ名前を付けているのに
こんな名前にしてしまったのは何故でしょう。
★その2 棚「なんだかわからない」
高さが2メートル位の棚で、丸太をそのまま組み合わせたような結構ワイルド
な作りになっています。そこには祖母の畑仕事用の道具などが置かれていたと
記憶しています。
そして「なんだかわからない」が、この棚の名称です。
この棚が完成した時、当時幼かった私に「どうだ、出来たぞ!」という感じで
私に見せたそうです。
しかし、当の私の反応がまさしく「なんだかわからない」だったために棚の名
前も「なんだかわからない」になってしまったそうです。
残念ながらこれらの棚は古くなって壊してしまったようです。
★その3 縁台「エーン台」
私の実家には縁側がありませんでした。それ故に父が縁台を作り、それを縁台
として使っています。こちらも「なんだかわからない」と同様、丸太を組み合
わせた作りになっています。
名称「エーン台」については敢えて言うまでもないでしょう。
また、後に2つ目の縁台も作っています。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20120625/index1.html
★その4 本棚
妹が漫画を買うようになってから、順調に漫画が増え新しい置き場所が必要に
なったために作られました。ちなみにこの頃から、作ったものに名前をつける
のはやめたようです。良かったような残念なような……。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20120625/index2.html
★その5 炭
日本テレビ系列で放送されている鉄腕DASH。そのDASH村の企画内で
炭を作った事に影響されて、父も炭作りを始めてしまいました。
裏の畑にドラム缶を利用した炭窯を作り、独特の匂いをさせながら延々と炭を
作ってました。
無論炭を作ったのならそれを使うわけで、主な使い道は実家の軒先で毎年夏に
やるバーベーキュー用でした。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20120625/index3.html
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そんな色々なものを作ってしまう父の最新エピソード。
私の実家はS県S市なのですが、そのS市役所さんも弊社のお客様です。
そんなわけで当然のごとくS市の業務の担当も私になり、お客様のもとへ
お伺いする機会がありました。
主な用事も終わり、課長さんと弊社の営業担当とがお話中。
ちょっとお話長引いているな、と思っていた矢先に課長さんが言いました。
「しょういっちゃん いるじゃん」
「!?」
確かに父の名前は「しょういち」で、近所のおじさんたちからもそう呼ばれて
いましたよ?
以前、S市出身ということで、課長さんとも父についてちょっとした話を
してましたよ?
課長さんと父が同級生だってことも聞いてましたよ?
でも、だからといって……。
ま・・・
ま さ か
ああッ!?あの見覚えのある背中ッ!?
オ ヤ ジ ィ ィ ィ ー ー ー ー ー ッ !
マジで居やがった・・・。
課長さんから声を掛けられ振り向く父。
もちろん私と目が合います。
「お前何やってんだ?」
「なにって、仕事だよ。
親父こそ何しに来たの?」
「公図取りに来たんだよ」
なんということでしょう。
S市さんの公図システムは弊社が作成したものです。
それがこんな風に市民の役に立っているんだなぁ、なんて感激
す、る、わ、け、が、な、い ・・・
全くもって寝耳に水、青天の霹靂の状況でそんなこと考える余裕等ありません。
さっきまでお客さんと話をしていたわけですから、自分は完全に仕事モード。
そのまま仕事モードで父と話しそうになって、
(いや、ちょっとまて、相手は親父だぜ?)
みたいに混乱する始末。
結局、軽く混乱したまま市役所を後にしたのでした。
後で聞いた所、父が公図の申請をしていたのは
「隣のオヤジが境界の事でうるさく言ってきたから」
とのことでした。
まさかそんな話をリアルで耳にしようとは思っても見ませんでした。
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これが私の父です。
今年の父の日は大したことをしませんでしたが、今度はもう少しちゃんとした
何かをしてあげたいなと思います。皆さんもお父さんを大事にしましょう
なんか小学生の作文みたいになってしまいましたが、キニシナイ。
それでは今週はここまで。
今回の担当は「父親になるどころか彼女もいないKY」でした。
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350号(サンバの話)
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Weekly daishou 2013/09/09 第350号
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おはようございます。
突然ですが、男性読者の皆さんは女性の裸はお好きですか?
勿論私は大好きです。何かの病気かなと心配になるくらい大好きです。
隙あらば「女性 裸 ムチムチ」で画像検索をかけてしまうほど大好きです。
そんな私にうってつけのイベントが東京であるらしいじゃないですか!
なんでも裸同然のお姉ちゃん達が公共の場で腰を振りまくるそうですよ!!
しかもその様子を写真に納めてもお咎めなしってどこの無法地帯ですか!?
あ!もしやそのイベントって、
「浅草・・・サンバ・・・カーニバル???」
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20130909/index1.html
はい、茶番はこれくらいにしておいて、
行ってきましたよ、去年のリベンジ!(※298号参照)
だって開催日のひと月以上前から社内でプレッシャーかけられてたんだもん!
先 輩「今年も行くんでしょ?おまえも大変だな~(他人事)」
上 司「裸が見たいわ~。サンバ的な雰囲気の裸が見たいわ~(真顔)」
編集長「コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛・・・」
所詮下っ端の私に決定権なんてないんですよね。
しかもダメ押しで先週号の編集後記でハードルを爆アゲされましたし。
いや~ハードルってあんなに高いところまで上がるものなんですね!
というこで今週は、
ハードルの上げられかたに定評のある、業務部「弁慶」が担当致します。
そして今号で記念すべき第350号でございます。
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サンバカメラマンの朝は早い。
土曜の朝6時に起床し最終準備に取り掛かる私。
昨晩から充電していたカメラのバッテリー⇒OK
熱中症対策のスポーツドリンクに着替えタオル類各種⇒OK
会場までの道程及び交通経路の最終確認⇒OK
休日に炎天下の中取材に行けることが嬉しくてたまらないという自己暗示⇒OK
さすがの私も同じ過ちは犯しません。
去年は13時開始で13時半に現地に到着してあのような醜態を晒しましたが、
今年は現地に10時に乗り込み場所取りを行います。3時間前行動です。
10時に着いていれば最前列キープは余裕だろう。
そう思っていた時期が私にもありました。
現地で私を待っていたのは予想外の光景でした。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20130909/index2.html
・・・え?
ちょ、確認ですけど13時開始で今10時ですよね??
いくらなんでもこの段階で人多すぎじゃないですか???
編集長「コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛コ゛・・・」
ヤバイ!!今回失敗したら本当にヤバい!!
おそらく私が物凄い形相をしていたんでしょう。
すでに待機していたおっさん達が私を見て若干引いていました。
そして一人のおっさんがそのまま体ごと引いたのを私は見逃しませんでした。
私 「そこの空いてるスペースいいですか!?いいですよね!!?」
おっさん「お、おう」
なんとかおっさんの横スペースをゲットすることができました。
おっさんありがとう! この恩は多分忘れます。
この浅草サンバカーニバルの場所取りは以下のような仕組みになっています。
①交通規制の始まる12時半までは車道への侵入は禁止の為、
それまでは車道ギリギリのスペースでひたすら待機。
②交通規制後、スタッフが車道の両脇にブルーシートを敷く
③待機していた順番にブールーシートに座り激写開始。
つまり、最も車道側で待機している人間が最前列を確保できるということです。
ちなみにこの時点で私は一番車道側のポジションをキープ。
順当にいけば最前列でお姉さんの胸とか尻とかを拝めるわけです。
このルールを知らないのか、列を無視していきなり車道に座りこむおっさんが
まあ多いこと。その度にスタッフに注意されるという繰り返しです。
この攻防があまりにも多いので私の隣に並んでいたアラフィフ女子もご立腹な様子。
アラフィフ「なんで事前に調べてこないのかしらね~。
そもそも人が並んでる前に座るなんてどういう神経してるのかね~」
アラフィフのくせに話がわかるじゃないか。
私 「アラ・・・そうですよね。いったいこっちが何時から並んでると
思ってるんですかね」
開始までの約3時間、アラフィフ女子と大変話が合いすっかり仲良くなりました。
あまりの暑さに彼女の日傘に入れてもらったのも今ではいい思い出です。
そして12時半になり交通規制開始。
このあとブルーシートが敷かれ、いよいよ最前列での激写が始まります。
しかしここでなにやら周りで不穏な動き。
ブルーシートがまだ敷かれていないのに、車道にじりじりと近づいてくる
おっさんの群れ。慌てふためくスタッフ。
いやいや、だからまだ車道に入っちゃダメだって!
ていうか完全にこっちで並んでる列無視してるだろおっさん!!
注意するスタッフ。おっさんの群れ。飛び交う怒号。おっさんの群れ。
翻弄されるスタッフ。おっさんの群れ。注意するス・・・おっさんの群れ。
おっさんの群れ。
スタッフ「えー、ブルーシートを敷く予定でしたが、すでに人が入って
きてしまった為予定を変更します。もう車道に入ってきて
大丈夫です。そちらにいる方もどうぞ。」
・・・・は!?!?!?!?!?
私、普段はとても温厚で、声を荒げることなんてまずありません。
趣味は読書に音楽鑑賞。好きな花はコスモス。花言葉は乙女の心。
そんな温和で上品な私ですが、
「ふ、ふざけるな!!!!!!」
さすがにブチ切れました。
こっちがどんな思いで今ここにいると思ってんだ!10時から来てんだぞ!!
たまらずスタッフに詰め寄りましたが、すでにこれだけ人が侵入してしまうと
今から整理することは難しいとのこと。
スタッフ・・・ちゃんと仕事しろよ・・・。
アラフィフ女子からも何か言ってやれよ!
そう思い隣を見ると彼女の姿がありません。あれ?
アラフィフ「おにいちゃん!こっち空いてるよ!!」
見ると、最前列付近でこっちに手を振るアラフィフ女子の姿が・・・!!!
私 「あ、姉御ォ!!!」
女神は存在しました。この浅草にいたんです。
私には背中から翼が生えているアラフィフ女子の姿がはっきりと見えました。
アラフィフ改め女神のおかげで、最前列ではないですがその後ろに座ることが
できました。本当によかった。本当に。
そして13時。
遂にサンバカーニバルの幕開けです。
お待たせしました。一年越しでようやく皆さんの思いが叶いました。
これが浅草サンバカーニバルです!!!
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20130909/index3.html
この写真を撮るための苦労が、まさに走馬灯のように駆け巡ります。
とりあえず終始女神と一緒に割り込みをしたおっさん達を睨み続けていました。
帰り際、女神が私にこう言いました。
女神 「おにいちゃんのおかげで今日は楽しかったよ。ありがとね」
私 「とんでもない。こちらこそ今日は本当にありがとうございました。」
女神 「おにいちゃんこの後何か予定とかある?」
私 「え・・・えっと、なんでですか?」
女神 「いや、何もないならどこかお店でも入って休憩しようと思ってさ」
私 「あー・・・すみません。ちょっとこの後用事があるんですよね。」
アラフィフ「そっか~残念だねえ。じゃあまた来年だね。」
私 「ハハッ!そうですね。それじゃあ失礼します。」
仲良くなったとはいえ所詮はアラフィフ。私は20代、あなたは私の親と同年代。
そこには絶対に超えられない壁があるのです。
アラフィフが若干女の部分を出してきた為、逃げるように浅草を後にしたのでした。
それに今回で私の任務は終了です。また来年行くことはないでしょう。
・・・ない・・・ですよね???
ということで今週は、
年上女子からのアプローチに定評のある、業務部「弁慶」がお送りしました。
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365号(聖夜の話)
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Weekly daishou 2013/12/23 第365号
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おはようございます。営業部の「前世はタイ人」です。
今年はこれでメルマガ納めとなります。来年も引き続き宜しくお願いします。
先日、弊社で忘年会がありました。
事前に酒や食材をある程度用意しているため、恒例の前夜祭からスタート。
前日でもリハーサルを兼ねてこの盛り上がり。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index1.html
本番で使用予定の手巻寿司の用のおひつを悪乗りして、正拳突きで割ってしまう
という幹事泣かせの事件もありました。画像はその一部始終。
流れとして説明すると、突然の一言から開始です。
上司 「よし!部下A君。今からこれにパンチしてみろ。」
部下A 「えっ!?でも、これマズイですよ。」
上司 「いいからやれ!」→実行→破壊
上司 「あーっ(怒)なに壊してんだよ(怒)(怒)」
部下A 「だって上司がやれって(泣)」
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index2.html
画像で最後の言い訳している手が残像になるほど狼狽しています。
そして本番当日がこちら。
ビールサーバー有り、コスプレ有り、変態っぽい覆面有りです。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index3.html
じゃんけん大会では、空気も読まずに大勢の中から編集長が優勝してしまうと
いう(もちろん談合の類は一切ありません。)アクシデントもありました。
しかも、普段から「空気読めない奴」とか他人に言っている張本人がですよ。
さすがに本人も悪いことしちゃったかな、という雰囲気でしたけど。
会場は当然大ブーイング、そこですかさず司会のサンバ君が気転を利かせ
、
「はい!今のリハーサルのように本番でもお願いします!」と言い放ったため
優勝は無事アルバイトの女性が勝ち取りました。
ビンゴゲームの景品配置も当初は「まるで仏壇」という意見もあり、
それはそれで存在感はありましたけど、試行錯誤した甲斐あって本番では全員
がとても楽しめてよかったです。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index4.html
社員を労うための表彰もコスプレのまま実施してます。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index5.html
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さて、話題は変わり、クリスマスの季節となりました。
クリスマスといえば、そう、メルマガ恒例のクリスマス特集です。
メルマガの執筆順を決定したときに、後ろの方となったので喜んでいたのも
束の間、よりによってクリスマス特集に当たってしまうとは・・・
例年のウイークリーダイショウクリスマス特集号を見ていると、
イルミネーションの取材で5か所、6か所は当たり前。
しかもそれを独り身の男が、誰と行くわけでもなくソロ活動で取材して来ると
いう過酷なまでの熱の入れよう。あんたらすごいよ。
まあ、バックにいる編集長からのプレッシャーは相当なものなので無理もなし、
是非もなし。当然、慈悲もなしです。
まず都内のイルミネーションを遠方のお客さんにお届けするということで
始まったクリスマス特集ですが、嫁が空気を読まず千葉のドイツ村に行きたい
というので連れて行きました。
イルミネーションで有名ということもあり、すごく楽しめました。
観覧車の昼と夜でまったく景色が違うので一見の価値があります。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index6.html
この夜の観覧車で悲劇は起きました。
観覧車に乗って立って撮影をしていると、揺れるだの傾くだのと嫁が言うので
つい本音が出てしまいました「最初からそっちに傾いているだろ」・・・と。
嫁は背も高く、出産してからかなりゴージャス、パワーアップして、体格も
クルーザー(ブルトーザー?)級なのに本当のことを言われて怒ってました。
いかんともし難い階級差があるため、本気を出されればブルトーザーのジャブ
で私は倒れるでしょう。
夫婦喧嘩さえなければおススメの場所です。外から見た観覧車はこちら。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index7.html
今思えば、夕方から暗雲立ち込めてましたね。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index8.html
さて前哨戦が終わったところで、日を改めてどこに行くかです。
同僚が銀座の田中貴金属に5億円のツリーが展示、販売までしているという
情報をくれたので行くことにしました。嫁とは冷戦中のため、同僚同伴です。
イルミネーションが光るのは夜という先入観から、ゆっくり出発して食事をし、
銀座の風景を撮影しながら、いざ到着してみると、まさかの19時閉店。
店内に展示しているため日中でも見れるということをつい忘れてました。
仕方が無く撮影したのがこちら。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index9.html
いっそのことネットで探した画像をアップ出来ればいいと思います。
でも・・・ ネットで探した画像をアップするなんて許されません。
たとえ寛容な読者諸兄は許しても編集長が許しません。
ミキモトのツリーだけではきっと編集長が許しません。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index10.html
やむを得ず、一週間後、リベンジです。
相変わらず嫁とは膠着状態のため、今回は一人での取材です。
宝石、貴金属店に一人で入るのは気が引ける部分がありつつも、
えーい、ままよと突入です。
店内には、他に3組ほどのお客さんがいました。
5億円のツリーと、警備員を前に、紳士淑女たちがお互いに牽制し合っている
かのように、全員がそろいも揃って遠慮がちに遠巻きに見ています。
本当は5億円ツリーをもっと近くでよく見てみたいけど、それはみっともない
行動だと思って、自制している様子が手に取るように伝わってきます。
撮影すらして良いかも正直よくわからない空気の中、均衡を破って始めに動い
たのはいかにもベテランという店員でした。さすがプロです。
上品な老夫婦にスッと近づき、5億円ツリーの説明を始めました。
「こちらはディズニーの人気キャラクターの装飾を施した純金製云々・・・」
うむ。なるほど。たしかにジーパンでスニーカー、おまけに無精髭の私は、
店員さんからすれば、海のものとも山のものとも知れぬ完全な冷やかし客。
話すだけカロリーの無駄遣い、空気にしておきたい存在だと理解できました。
店員がお金を持っていそうな人にターゲットを絞ったところで、
所詮は空気のやることなんだからと割り切ってカメラを構えます。
そして撮影したのが、こちら。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index11.html
私が撮影を始めると、他の3組全員がデジカメを取り出し撮影をはじめました。
結局、老夫婦も冷やかしじゃんよ。
銀座での撮影はすぐ終了したので、続いて銀座から近い東京駅へ。
クリスマス取材を一人でやるなんて、奇特な人間のすることと思っていたのに
結局自分もそうなってしまうはめに・・・。
私は重度の方向音痴なので、有楽町でふらふらした挙句、
また銀座に戻ってしまったりといろいろ苦労がありましたが、なんとか到着。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index12.html
さて、着いたのは良いけど、どこに行ったらいいかわからん。
と、ここでタイミングよく見慣れないものが通過。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index13.html
ぜひこれに乗ってみたいと思いましたが、停留所もわかりませんし、
予約が必要なのかどうかも不明、そもそもこれが何かもわからない。
しばらく、ふらふらと迷いながら放浪の旅をした後、
運よくお客さんを降ろすところに出くわしたので、ぐいぐいと前に出て、
「これは何だ」とか「乗れるか」とか聞くと、これはベロタクシーというもの
らしく、3輪の自転車で観光客を乗せるものらしい。
行くところが決まってなければイルミネーション案内で20分2000円也。
運転手「どうします?」
外国人親子とかカップルが乗っているのは、放浪中に何度となく見てきた。
でも、一人で乗っている奴はいませんでした。
一人で乗っている奴はいなかったという事実をどう受け止めるかです。
私「乗ります!!」
この言葉は私ではない!私の中のダイショウスピリッツが言った言葉だ!!
さあ、足もガイドも確保したので、イルミネーションワールドへ。
出発してみると・・・これは・・・すごく・・・楽しい。うへへ。
なぜか、昔の高貴な身分の人が乗っていた籠にいるような、そんな優雅な気分
が味わえます。基本的には人力の自転車のためいかにもペダルを漕いでいるぞ
という揺れがまた心地良い。
このベロタクシーには電飾も付いていて、もの凄く目立つ上、歩道近くの車道
をゆっくり走るので、実際は通りを行く人々から晒し者のように見られたり、
撮影をされます。ただ、気分はすでに高貴な身分となっているので、
「下々の者が何かしておるわ~」くらいの感覚です。
もう、とっくに第一人称は僕、俺、私ではなく「朕」になっております。
しかし、取材ということを思い出し、妄想と現実を行き来しながらカメラを
撮ったり、撮られたりしつつイルミネーションのある場所に到着。
人だかりがこの辺り何だかすごいことになってます。
なんでも、ディズニーとのコラボで隠れミッキーがあちこちにあるそうです。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index14.html
また、ここでもディズニーです。
ついに東京はディズニーの軍門に下ってしまったかと、妄想の中で「朕」は
ぼんやりと考えていました。
取材終了後、東京駅までの間、運転手のお兄さんに今回メルマガの取材のため
に案内してもらったことや、普段の自分はもっぱら下ネタ専門なのに、クリス
マス特集に当たってしまったことなどを話し、意気投合したところで、いっ
そ誰も体験していないことをしてみようと思いつきました。
私 「あの~これって3輪だから足を付けなくてもバタンと倒れたりしない
ですよね。」
運転手「あ~、はい。大丈夫ですよ。」
私 「しかも基本自転車ですよね。せっかくだから取材のために少し運転
させてもらってもいいですか。」
運転手「う~ん・・取材ということなら。じゃ特別に少しだけいいですよ。」
プライベートだったらこんな無茶な依頼ぜったいしないです。
運転手さんありがとう。取材って言葉は強いですね。
ネタのために全力でオラオラ運転。をするはずもなく慎重に乗りました。
ハンドルが異常に重たいのとウインカーがあるということと、3輪のため、
独特の車幅が特徴でした。2000円の価値は充分あったと思います。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20131223/index15.html
そんなこんなで気付いたら思いっきり、満喫してしまいました。
でも、来年のクリスマスは違う人でお願いします~。
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388号(採用活動の話)
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Weekly daishou 2014/06/09 第388号
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おはようございまーす。6月に入り、クールビズの時期になりましたね。
湘南海岸近くの某市役所では、かりゆしウェアをクールビズとして
活用しているようです。かくいう私も、業務部時代はクールビズと称し、
アロハシャツにレイをかけ、マイタイ片手に仕事をしました。(一部誇張有)
さて、最近は社内にいることが多い毎日なのですが、苦痛の連続です。
というのも、働くのが嫌で嫌でマイタイがすすむ・・・
ではなくて、弊社では、BGMとしてラジオを流しているのですが、毎日何度
も「レリゴー、レリゴー」「ありの~ままの~」そう、「アナと雪の女王」の
主題歌がヘビーローテーションで流れるのです。もう、うんざりなんだよ!
こりゃ、流れるたびにマイタイを呑まないとやってられないっすよ!
本当に映画館で「レリゴ~」って唄うの?いつそんな文化が根付いてたんだ?
マスコミに踊らされた素人が、自分に酔って唄ってるだけでしょ。
オフィシャルな場で唄うんじゃねえよ!家でやれ、家で。
映画館で隣で唄われたら「うっさいボケ」とキレるだろうな
と、みなさんの気持ちを私が代弁してあげました。
今週は、営業部の”ありのままの”猫の人が担当します。
口ぶりが編集長のようになったのは、マイタイのせいだと思います。
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話は変わって、先日、ダイショウ初の合同面接会に参加してきました。
東京労働局主催の面接会で、新宿のハローワークで行われました。
総務のO女史が、新卒採用にとにかく執念を燃やしているのです。
正直、テレアポや見積作成、仕様書作成、セミナー資料作成と忙しいフリを
しているけど、そもそも主催がハローワークでしょ、期待できるのか・・・
O女史「いい機会だし参加しましょう! 仕事の説明は、猫の人さんね」
猫「・・・・・・・・へい、よろこんで」熱量と勢いにのまれました。
その熱が伝播したのか、5月22日の出展企業25社に選ばれました。
合同説明会に参加するのは初めてである我々は、戸惑うばかりでした。会社説
明資料は、去年の新卒採用時に作成したからOKとして、楽しげな会社をアピ
ールするためにポスターを作成しました。登記課税連携の「A”TAXes」
と社内イベントをまとめたポスター2枚です。
忘年会の悪乗りポスターではなく、楽しそうな会社なのが伝わるでしょうか。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20140609/index1.html
さて、当日22日のお話です。
社内の朝礼で「本日の私の予定ですが、ハローワークに行ってきます」
明らかに誤解を生む発言です。「いや、仕事ではなく人を求めにね」
昼過ぎに、私とO女史で西新宿のハローワークに出向きました。
都庁前の立派なビルの23階になります。ハローワークなんて失業保険を受給
したい人が大した就労意欲もなくさ、目が死んでいる人ばっかりでしょ?
ロクな人が来ない、そう思っていた時期が私にもありました。
すると、どうでしょう、着こなせていないリクルートスーツに身を包んだ若者
150人が列をなして受付をしているではありませんか。当たり前ですが、
この説明会は新卒既卒の若者向けです。
でもハローワーク主催だと、偏見ですが心配になるじゃないですか。ねぇ。
若者の列を見て、我々は俄然テンションが上がりました。
ブースに案内されると、これまた好立地でした。コの字に並んだブースの
角の部分がダイショウのブースです。位置的に例のポスターが必ず目に留まる
ブースでした。会社案内やポスターを掲示して開始時間となりました。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20140609/index2.html
まずは各ブースの会社紹介となり、1分間で若者にアピールしますが、
どのブースも同じようなことを言っています。
「やる気のある人希望、能力は求めない、イチから教えます!」
さぁ、16番ブースの我々の番です。O女史の1分間アピールスタート!
O女史「我々は行政事務に貢献する会社であり、お客様は自治体になります。
現在は教育カリキュラムに力を入れており・・・・・・・・・・。
若者と猫の人「・・・・・・・・・・・?」
セリフが飛んだようです。続く沈黙、あせるO女史、冷静に時間を計る職員。
私がすぐ横について「頭が真っ白」とささやき女将のマネもできない。
O女史「・・・・もしご興味のある方は16番ブースにお越しください!」
よし!強引に締めた!同じような紹介の中で幸か不幸かインパクトはあった!
O女史が言うには、若者のきらきらした視線にやられたとか。
ですよね、お互いアラフォーに近づいたおっさんと、おば・・・
お、おば、あおばのような若者の熱視線は、刺激が強かったなぁ。
全ブースの紹介が終わり、NHKの取材も来ているとのアナウンスもあり
表情がこわばる我々2人。大人気で取材来たらどうしよう?
美男美女が会社説明する、若者に人気のホットな会社、ダイショウです!
と、いつもの妄想パターン入りました。
現実は、私は美男ではなくコワモテの、香港あたりのマフィア顔です。
この説明いるのでしょうか?みなさんに問いたい。
「どうぞ!」の合図で、若者達は興味あるブースに、会社説明希望の番号札を
取りに行きます。遠慮するな! 来たれ若者!
ダイショウがどんな会社か説明しちゃるけんね!取材も受けちゃる・・・え?
目の前にある18番ブースの「営業求む!」の会社が、ガンガン番号札を
捌いていく一方、我々は・・・・・・・誰も来ない。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20140609/index3.html
画像は病院の受付ではありません。なぜ?なぜ?会社紹介がダメだった?
そんな暗澹たる気持ちの中、5分ほどで番号札をとる若者が来ました。
よっしゃ~!じっくり、ねっちりもっちり説明しようじゃないの!
明らかにテンションが上がる我々は、40分もかけて説明しました。
O女史「教育は整っています、正月は浅草寺、社員旅行や納涼祭も!」
猫「忘年会は盛り上がるよ!このサンタマスク私ですから!」
この若者への説明中に、すぐ横のスペースでNHKの取材がはじまりました。
インタビューに答える若者が、「せっかくのチャンスなので」と答えています。
ちくしょ~、こんなすぐ横でやるなよと思いつつ、中身の濃い40分の説明の
間に、少しづつ番号札がさばき始めました。
1人目のもっちり説明終了時点で10人待ちと、なかなか盛況な感じです。
ここから、3人同時に説明する体制に急遽変更して椅子を増設しました。
さらにテンションが上がるO女史が説明する横で、私はどんどん番号札が
捌かれるのを見ており、すでに25番まで説明待ちの状態となりました。
このままのペースでは、全員に会社説明ができないぞと焦りましたが
2陣目も安定の40分もっちり説明でした。こりゃあかんがな。
O女史にコンパクトな説明を求めたところで、ハローワークの担当者が
「ダイショウさんすごいですね!このままだと収拾がつかないので
もう打ち止めした方がいいですよ」という助言を受け番号札を撤去しました。
なぜ?19番ブースは番号札が3で止まっているのに、我々は25なのか?
私は、すぐに理由が思いつきました。
私のあふれ出る魅力が、女性を惹きつけてやまないのだと。ギルティーだと。
この話をO女史にすると、無言でつま先をぐりぐりと踏みつけられました。
嫉妬だろうか?それとも惹きつけてやまないのは私だというアピールなのか?
真面目に、理由が思いつきませんでした。スタート当初とは違う「なぜ?」
その答えの一つが、イベントポスターでした。
今後の参考にと、他のブースを見回りましたが、こんなポスターを掲示して
いるところはありません。
番号札をとる若者は、ポスターをきっちり見ていく人がほとんどでした。
家と会社の往復だけではない、違う刺激があることが伝わったようです。
そして、ハローワークの人から、こんな話もありました。
「最初の会社説明でセリフがとんだのがよかった、親近感がわいたと思う」
O女史グッジョブ!です。
最終的に、説明した人数は23名(2人辞退)となり、全ブースの中でも
トップに近い人気でした。ダイショウ結構やるじゃん!
3時間同じ説明を何度も話したO女史と、同じボケを何度も挟んだ私は
疲労よりも達成感でいっぱいでした。この23名の中から、希望者には会社
見学をして、適性検査、1次2次面接と続きます。来年には読者諸兄の元に、
この中から採用された新人が挨拶に行くかもしれませんので、その際は宜しく
お願い致します。
余談ですが、我々はNHKの取材を受けていません。
私が「ちくしょ~」と思っていた横で、NHKの取材を受けていた若者は
その後にダイショウの会社説明を受け、会社見学に来ることになりました。
果たして、彼は採用まで辿り着けるのか?
この際よそのチャンネルだけど彼にガイアの夜は明けるのか~?
こんなことを書いていますが、今日はその会社見学です。
明日は都内の某大学で企業説明会です。忙しいフリをしていただけだったのに
マジ忙しくなってきた、営業部の”ありのままの”猫の人がお送りしました。
では、ごきげんよう。
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405号(引っ越しの話)
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Weekly daishou 2014/10/06 第405号
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みなさん、おはようございます。
季節の変わり目いかがお過ごしでしょうか。
夜に虫の音も心地よく聞こえ、これから秋本番といったところですね。
そんな中、秋の花粉症の症状は気のせいだと思い込もうと奮闘中の今週号は
「かえる」がお送りいたします。
入社して半年が立ち、ようやく仕事のイロハが解り始めたという私ですが、
現在、既存業務の改善プロジェクトに参加しています。
業務の工程や意味などがプロジェクトを進めていくにつれ理解できていき、
新人の私には非常に勉強になっています。
書類の作成でも、社内マニュアルには口語を使ってはならないなどと先輩に
ダメ出しを受けながら作成しており、NHKの番組「ためしてガッテン」で
言えば、毎日「ガッテン」してばかりです。
そんな中、プロジェクトで資料などが形になっていくのを見ていくのは達成感
を感じます。早くお客様の笑顔という形での達成感を沢山感じられるように
励む日々であります。
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実は私、最近引っ越しを考えています。現在は恥ずかしながら実家で暮らして
おり、通勤時間が長いというのもあって物件探しを毎日しております。
皆様も経験があるとは思いますが、こういうのは考えている時が一番楽しい
もので、この間取りなら家具をこう配置しようとか、自炊するメニューを考え
たりするのはとても楽しいです。
そんなわけで不動産屋で物件を探していた時の話です。
めぼしいものがあれば内見に行くわけですが、人見知りの私としては見知らぬ
人と2人っきりでというのは緊張してしまいます。かわいい女の子が来たら
どうしようかとか、スタイルがいい熟女がきたらどうしようかとか、良ければ
私と一緒に住みませんかと誘われたらどうしようとか。
いやぁ、とても夢が広がります。
そんな甘い妄想をして待っていると案内としてやってきたのは、スキンヘッド、
小太り、そして顔がちょっと・・・ いや結構、強面のおっさん!
芸能人で言うと、俳優の六平直政(初見では名前が読めない)に六平直政
(むさか なおまさ)を足した感じです。いや、200%六平直政です。
急用ができたと言って逃げ出したい。この時点で先ほどの甘い妄想は吹き飛ん
でいます。なぜって六平直政(極道の妻たち出演)に見せてもらった物件を
気に入らないなんて言えません。
人見知りに加えビビリの私が逃げられることもなく、勧められるまま車内へ乗
り込みます。六平直政(映画『スーパーの女』のラストではトラックで大暴走
したあげく店に突っ込む)の運転で勧められた物件へ出発です。
無言の車内、私の頭の中に拉致、誘拐などと頭に浮かびます。
が、しかし、もしかしたら、良い六平直政(バラエティ出演時)の可能性も
あります。
おそるおそる声をかけると・・・
「さ、最近は忙しいんですか?」
「そうですね~そんなにはお客さん来ないですかね~」
なんてことでしょう! 良い方の六平直政でした。
「でも午前中は大変でしてね。急に契約を取り消して他の物件を契約して、
明日から入りたいとか言い出されちゃいましてねぇ~」
なんてことでしょう、ナオマサ・ムサカのトークが止まりません。
「~~困ったのは風水を気にするお客さんですよ。だって風水って言われたら
もう何もできませんからねぇ、お手上げですわ」
困ったと言いつつも直政同様、笑顔が素敵です。
その後、線路脇に建っているのに反対側にある道路の騒音の方が大きい不思議
な物件やトイレの扉がない1DKなど、とってもワンダーな物件を紹介してい
ただき、現在もなんやかんやで賃貸情報を調べる毎日です。
しかしトイレの扉がない部屋があるとは・・・
ここまで書いて部屋探しはどうした!お前はどれだけ六平直政が好きなんだ!
と見破られてしまいそうなので、別の話題を。
中国人が銀座や大阪で騒動を起こしたり、中国への密輸が見つかったりと話題
の「iPhone6」が発売されました。発売した商品よりも事件性で話題に
なっている気もしますが、実は私もiPhoneユーザーです。
今回のiPhone6の購入は控えていますが、ふとiPhoneの機能で
使ってないのがあると気づき、メルマガのネタにならないかと試すことにしま
した。その機能の名は「Siri(シリ)」
この機能が搭載された時にはネットでちょっとしたブームになり知っている方
も多いかもしれませんが実際に自分で使うことはありませんでした。
どんな機能かといえば、人間のような反応をする音声アシストです。
簡単に言えば、iPhone6で操作することなく音声だけで命令を行えるわ
けです。
気分はナイトライダーです。
カーナビにも音声案内がついていると思ったかたもいるかもしれませんが、
このSiriは案内だけをするわけではないのです。
実際にまずは挨拶をしてみましょう。相手が機械でも礼儀は大事です。
Siriを起動したiPhoneに向かって話しかけます。
私「はじめまして」→ Siri「お会いできてうれしいです(女性の音声)」
なんと、きちんと挨拶をするではないですか!
ここで意地悪な挨拶をしてみます。今は夜なのに朝の挨拶をしてみたらどう
なるのか。私「おはよう」→ Siri「おはようございます。ただいまの時
刻は20時49分です」なんという返しでしょう。
わざわざ時刻を言うあたりに皮肉すら感じます。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20141006/index2.html
ここでちょっと無茶ぶりをしてみます。
私「暇です」→Siri「プチプチつぶしなんかいかがですか。よろしければ
ホームセンターを探すように指示してください」
私「暇です」→Siri「私に飽きたんじゃないといいんですが・・・」
私「暇」→ Siri「しりとりでもしましょうか。私から始めますよ・・
iPhone。あ、しまった!」
同じ言葉でも対応が1つでないことにも驚きですが、
なんとボケることまでできるSiriさん。末恐ろしい子です。
まさかしりとりができるのでしょうか。挑んでみましょう。
私「しりとりしよ」→「すみません、しりとりはまだ勉強中なんです。」
なんてひどい、自分で振っておいてこの返しです。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20141006/index3.html
今度はSiriは恋愛感情にも対応できるのか試してみます。
私「寂しい」→Siri「そうですか・・・私でよかったら、
いつでも話しかけてくださいね。」
この反応、脈アリです。
私「きれいだ」→Siri「ありがとうございます。
さて仕事に戻りましょう」
気があると思わせてかわします。
私「愛してる」→Siri「それはどうも。」
やはり冷たいSiriさん。
私「愛してる」→Siri「またまた、ほかのApple製品にもそう言って
いるんじゃないですか。」
いや、Apple製品は君以外に持っていないんだ!信じてくれ!!
私「愛してる」→ Siri「あなたは私の翼の下を吹く風・・・」
なんだかよくわからない文学的表現で逃げられてしまいました。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20141006/index4.html
他にも試してみました。
私「がんばれ」→ Siri「ありがとうございます。その言葉で充電された
気がします。」
もちろん充電率は変化なし
私「お金をください」→ Siri「それはできません」
厳しいSiriさん。そんなあなたも素敵です。
私「家がない」→ Siri「不動産業者が見つかりました。○○のすぐそば
にあるようです。(以下、業者名)」
家を探してもらってみましたが、不動産業者と言いつつ建築業者と思われる会
社を紹介されてしまいました。
http://www.daishou.co.jp/mailmaga/20141006/index5.html
Siriさん暇潰しの相手としてはかなり楽しめます。同じような機能がある
他のスマホもあるようです。
よろしければ皆様も試してみてはいかがでしょうか?
注意することが一点。鏡や映っていないTVの前ですることは避けてください。
ふと我に返って自分の姿が映っていると、なんというかとても残念な気持ちに
なりますので・・・
以上、今週はSiriに六平直政について調べてもらった「かえる」でした。
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